16日目、復習記録です。頑張る。
読み
各種読みの復習です。
音読み①:輯輯
音読みで「しゅうしゅう」。
風が穏やかに吹くこと。
音読み②:畦畝(△)
音読みで「けいほ」。
畦(あぜ)は、稲作農業において、水田と水田の境に泥土を盛って、水が外に漏れないようにしたもの。
畝(うね)は、畑で作物を作るため、何本も間隔を空けて細長く直線状に土を盛り上げた所のこと。
音読み③:蚕蝕
音読みで「さんしょく」。
蚕が桑の葉を食べるように、他の領域を侵してゆくこと。
音読み④:肇基
音読みで「ちょうき」。
基礎をつくること、事業をはじめること。
音読み⑤:匝旬(△)
音読みで「そうじゅん」。
10日間。
訓読み①:畷道
訓読みで「なわてみち」。
田の間の道。
訓読み②:沓る(△)
訓読みで「むさぼ(る)」。
「沓」は、”くつ”、”かさ(なる)”、”むさぼ(る)”という訓読みラインナップ。
訓読み③:龝
訓読みで「とき」。
ほかに”あき”と読むらしい。音読みは”しゅう”。”秋”と同じだね。
共通の漢字
2つの短文の□に当てはまる共通の漢字を答える問題です。
□氷を踏む/首位に肉□する
答えは「薄」。
「薄氷」は薄く張った氷、うすごおり。
「肉薄」は身をもって相手に迫ること。
書き取り
次のカタカナを漢字で書く問題です。
書き①:シサイ(△)
「仔細」または「子細」
物事のくわしい事情。
書き②:コイグチを切る
「鯉口」
“鯉口を切る”とは、いつでも抜刀できるよう刀に手をかけること。
書き③:シュウチョウ(△)
「酋長」
集団の中心となる指導者。主に未開の部族などの長のことをいう。
書き④:ハンテン
「半纏」
江戸時代に庶民の間で着用されるようになった防寒着。
四字熟語
四字熟語の読みから漢字と意味を考える問題です。
四字熟語①:とぞくしゃくふ(△)
「斗粟尺布」
兄弟の仲の悪さを批判した語。
中国のとある兄弟について「一尺の布でも一斗の粟でも、分け合えば互いの寒さと飢えをしのげるのに、何故仲良くできなかったのか」と嘆いた故事から。
四字熟語②:きゃくじんぼんのう(△)
「客塵煩悩」
外から偶然にもたらされる様々な心の迷い。
初めから心の中に煩悩があるわけではなく、外からきた旅人の衣服についている塵のように、心に思いがけずに付着するものという意味から。
四字熟語③:きこうくほ
「規行矩歩」
規則や法則に適いきちんとして正しいさま。または、昔の法則や規則にこだわり、融通がきかないこと。
四字熟語④:こぼくかんがん(△)
「枯木寒巌」
世俗を超越した悟りの境地。または、冷淡で付き合いにくい態度。
四字熟語⑤:かぼうとうぶん(△)
「瓜剖豆分」
国土が小さく分裂すること。
四字熟語⑥:いちじゅうさいじゅう
「一入再入」
布を何度も染め重ねること。
四字熟語⑦:せつでいこうそう(△)
「雪泥鴻爪」
人生の儚さのたとえ。
雪解けのぬかるみに鴻が爪の跡を残しても、跡はすぐに消えるということから。
対義語・類義語
対義語・類義語を答える問題です。
対義語①:重視←→ぎし
「蟻視」
他をひどく軽視すること。
類義語①:注目 ≒ ぐもく(△)
「寓目」
目を向けること。注目すること。
類義語②:朝臣 ≒ くぎょう(△)
「公卿」
朝廷につとめる身分の高い役人のこと。朝廷での最高級官僚。
ちなみに、「朝臣」は「あそみ」、または「あそん」と読みまうす。
類義語③:番兵 ≒ ほしょう
「歩哨」
基地・野営地の出入りを警備する任務に就く兵士のこと。
類義語④:台所 ≒ ちゅうぼう
「厨房」
庖厨と混ざって”房”を”庖”と書き間違えてしまった、、、本番じゃなくてよかった。
故事成語・諺
カタカナ部分を漢字変換する書き取り問題です。
故事成語・諺①:大きなヤカンはわきが遅い
「薬缶」
大人物は大成するのに時間がかかるというたとえ。やかんって”薬缶”って書くのね。
故事成語・諺②:キュウチョウ懐に入る時は猟師もこれを捕らえず(△)
「窮鳥」
逃げ場を失った鳥が自分の懐に飛びこんでくれば、猟師もその鳥を殺しはしない。
人が困窮して救いを求めてくれば、どのような理由があろうと援助の手をさしのべるということ。あれだ、名探偵コナンの新一がベルモットを助けるシーンだ。
その他
その他(文章題とか)でわたしが復習が必要だと思ったもののまとめです。
①リョウリョウ(△)
「稜々」
強く威厳のあるさま。
②ジンゼン
「荏苒」
なすことのないまま段々と月日がたつさま。また、物事が捗らず、延び延びになるさま。
漢検準1級頻出の字、ZINZEN★読みを問われるだけだと油断していたけど書けって言われることもあるのね。笑
③訪う(△)
「おとな(う)」または「と(う)」
おとずれる。訪問する。”たずねる”とか”おとずれる”だけだと思っていたよ。
④延く(△)
「ひ(く)」
ひく、ひきいれる、まねくなんていう意味もあるのか!表外読み~~~「は(え)」って読むこともあるみたい。
⑤臥す
「ふ(す)」
“ふす”か、、、”ふくす”って読んでしまった。惜しい。「臥」はこれ一字で「ふしど」って読むこともあり、”ふしど”とは、ねどこ・ねやのことをいうようです。