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【漢検準1級】ズボラ人間の勉強記録その15

【漢検準1級】ズボラ人間の勉強記録その15 怠惰な日常

15回目の漢字復習記録です。あと1週間で本番なので気を引き締めて復習せねば。

読み

各種読みの問題です。

音読み①:冴寒

音読みで「ごかん」。

厳しい寒さ。「祁寒(祁:示表記)」と同義語かな。

音読み②:欽羨

音読みで「きんせん」。

敬いつつ羨ましく思うこと。

音読み③:玄牝

音読みで「げんぴん」。

万物の根元。生成の源。

「玄」にはふかいという意味があるので、上記の意味は割とイメージしやすいかも。

訓読み①:瀦り

訓読みで「みずたま(り)」。

これ1字でみずたまりって読むんですね。てっきり”たまる”だけだと。

訓読み②:烏んぞ

訓読みで「いずく(んぞ)」。

“いずくんぞ”って読む漢字多くない!?って思ったので調べてみました。いずくんぞ一覧は以下の通り。

安・曷・胡・烏・悪・焉・惡・寧

いや多いなww

訓読み③:姶い

訓読みで「みめよ(い)」。(音読みは”オウ”)

顔かたちが美しい。器量がいい。女+合=美人の方程式。みめよいみめよい。

訓読み④:頗る

訓読みで「かたよ(る)」。

この字にはかたよる、公平でないという意味と、すこぶる、たいそうという意味があるので、熟語と一字訓で出たときはどちらの意味で使われているのか見極める必要がありますね。

訓読み⑤:甫め

訓読みで「はじ(め)」。

他に「おお(きい)」と読むこともあるみたいです。難しいね、漢字って。

表外読み①:頃く

表外読みで「しばら(く)」。

この漢字、表外読みでほかに「かたあし」って読むらしい。”しばらく”はわかるけど、片足のイメージ全然ないww

表外読み②:賄う

表外読みで「まいな(う)」。

訓読みでは「まかな(う)」だけど、表外読みで指定されていたら上記の読み。難しい~~~

表外読み③:枢(△)

表外読みで「とぼそ」または「かなめ」。

開き口を回転させるため、戸口の上下の框 (かまち) に設けた穴。または戸、扉。

表外読み④:熟(△)

表外読みで「つらつら」または「つくづく」。

念入りに。

共通の漢字

2つの短文の□に当てはまる共通の漢字を答える問題。

道路の□員/画□を掛ける

答えは「幅」。

「幅員」は艦船や道・橋などの横の長さのこと。

「画幅」は絵の軸物。

清□な人柄/□価販売

答えは「廉」。

「清廉」は心が清らかで私欲がないこと。

「廉価」は値段が安いこと。

書き取り

次のカタカナを漢字で書く問題です。

書き①:ヒヨ

「誹誉」

そしることとほめること。対義語の組み合わせ熟語ですね。

書き②:イハイ

「位牌」

故人の戒名や没年月日、俗名などが記された木の札。この字、なかなか覚えられないんだよな、、、

書き③:スワ

「諏訪」

長野県中部、諏訪湖畔の市。

書き④:イワれ

「謂」

由緒、事情、正当な理由。

書き⑤:モノイミ

「物忌」

公事・神事などにあたり一定期間飲食や行動を慎み不浄を避けること。

書き⑥:務めをヒく

「退」

“ひく”とも読むんだね。またひとつ賢くなった。

書き⑦:キョウリョウ

「狭量」

人を受け入れる心が狭いこと。

誤字訂正

文章の誤字を見つけて指摘する問題。

誤字訂正①:近幾地方

「幾」→「畿」

“畿”って近畿地方でしか見たことないかも、、、

四字熟語

四字熟語の読みから漢字と意味を考える問題です。

四字熟語①:かくねんむしょう(△)

「廓然無聖」

何ものにもとらわれない禅の悟りの境地。

「廓然」は心が広々としていてわだかまりがないこと。「無聖」は凡人と聖者の差がないという意味。

四字熟語②:けいきゅうはくしん(△)

「桂宮柏寝」

桂と柏は香木の名前で、美しい宮室のこと。

四字熟語③:かんしょうばくや(△)

「干将莫耶」

名剣の名前。

四字熟語④:びしゅごうび(△)

「美須豪眉」

立派な男性の形容。

四字熟語⑤:かしょゆうゆう

「禾黍油油」

穀物がよく成長すること。

対義語・類義語

対義語・類義語を答える問題です。

対義語①:質朴←→けんしょく

「絢飾」

きらびやかに飾ること。

対義語②:楽天←→えんせい

「厭世」

この世・人生をいやなものに思うこと。

対義語③:乾徳←→こんとく

「坤徳」

乾徳は天皇の徳、坤徳は皇后の徳。

対義語④:豪邸←→かんと(△)

「環堵」

家の周囲を取り巻いている垣根。または、小さな家、狭い部屋、貧しい家。

類義語①:谷川 ≒ けいかん

「渓澗」

渓も澗もどちらも谷川という意味を持つ漢字。覚えておこう。

故事成語・諺

カタカナ部分を漢字変換する書き取り問題です。

故事成語・諺①:箕売り笠にてヒる(△)

「簸」

箕を売っている者は売り物の箕を使わず笠で代用していることから転じ、他人のために働いてばかりで自分のことが疎かになること。

その他

その他(文章題とか)でわたしが復習が必要だと思ったもののまとめです。

①センシ(△)

「専恣」

わがまま。ほしいまま。

②由り

「よ(り)」

それを原因とする。起因する。

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