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【漢検準1級】ズボラ人間の勉強記録その5

【漢検準1級】ズボラ人間の勉強記録その5 怠惰な日常

第5回目となりました、ズボラ人間の漢字復習記です。

読み

読みの復習でふ。

訓読み①:萊

訓読みで「あかざ」。

アカザ科の一年草。鬼になれ杏寿郎!!!

訓読み②:笥子

訓読みで「けこ」。

ごはんを盛る器。日常生活で使ったことのない物の名前って覚えづらいよね。

訓読み③:卯槌(△)

訓読みで「うづち」。

平安時代、邪気払いとして朝廷に奉った槌のこと。

知らない物だったのでGoogleの画像検索で調べてみたけど、なんだか既視感のあるやつでした。

訓読み④:誹る

訓読みで「そし(る)」。

人のことを悪く言う、けなす。

詰る(なじる)と似ているから誤読しそう。でもちょっとニュアンスが違うみたい。

誹る:相手のいないところで非難する。

詰る:相手に直接詰め寄る。

訓読み⑤:暢べる

訓読みで「の(べる)」。

「流暢」って流れるように暢べるってことか。なるほど。

訓読み⑥:擾らす(△)

訓読みで「な(らす)」。

乱れて落ち着かないさま。漢字の意味はわかるけど、ごたごたすることを”ならす”っていうの知らなかったな~

訓読み⑦:杜ぐ

訓読みで「ふさ(ぐ)」。

目や口を手で覆うこと。ふたをすること。意味を覚えなきゃだな、”ふせぐ”と誤読しちゃいそうになる。

音読み①:杜口

音読みで「とこう」。

口を杜ぐこと。ついつい”ず”って読んでしまうんだよね、、、難しい。

書き取り

次のカタカナを漢字で書いてみる問題。

書き①:ソウジュツの使い手

「槍術」

文脈から類推するの結構難しいかもしれない、、、

書き②:ヒヅメ

「蹄」

馬蹄とか蹄鉄とかは書けるのになぜか思い出せなかったひづめ、、、

書き③:心中シイ(△)

「思惟」

意味を考えるとか、考えを深める的な文脈だったらこの漢字か、、、”シイ”と聞いて反射で思いつくようにしたいな。

書き④:中華の王朝は異民族をシイと呼んだ

「四夷」

古代中国の異民族の総称(東夷・西戎・南蛮・北狄)。知らないと答えられないやつだ~~~歴史に蒙いもんで~~~

誤字訂正

文章の誤字を見つけて正しい字を答える問題。

誤字訂正①:古人の創粕を嘗める

「創」→「糟」

「糟粕を嘗める(先人の真似をするだけで独自性のないこと)」をひとまとめで覚えておけばいけそう。

誤字訂正②:芙羊峰

「羊」→「蓉」

「芙蓉峰」は富士山の異名。「芙蓉」は美しいものの形容でよく使われるらしい。へえ。

誤字訂正③:春に捲いた種

「捲」→「蒔」または「播」

【漢検準1級】ズボラ人間の勉強記録その3にて、”まく”の違いを調べましたね。それの復習ということで。

四字熟語

四字熟語の読みから漢字と意味を考えてみる問題。

四字熟語①:そうこほうし(△)

「桑弧蓬矢」

男子が志をたてるたとえ。

中国の風習から来ている言葉みたい。中国の風習は馴染みがないので覚えにくいなあ、、、

四字熟語②:ばぎゅうきんきょ(△)

「馬牛襟裾」

学識のない者、礼儀知らずな者。

牛や馬が服を着ただけのような人という意味からきているらしい。いや牛や馬をバカにしすぎでしょw

四字熟語③:かこうしゅうかい(△)

「夏侯拾芥」

学問を修めることは大切なことであるということ。

中国の漢の儒学者・夏侯勝は講義を行うたびに学問を修めていれば、官職を得ることはごみ拾いくらい簡単なことだと言い聞かせていたことから。

“拾芥”の部分はいけそうだけど、中国の儒学者の名前の部分を書けって言われたら無理かも()

四字熟語④:こうきょもうそ(△)

「綱挙網疏」

問題の根本や大元を捉えることに重点を置き、細事にはこだわらないこと。

Googleで調べてみたら「綱挙網疏」Tシャツなるものが出てきたんだけどw需要あるのかなww面白いけどもwww

四字熟語⑤:どうぼうくり(△)

「道傍苦李」

見捨てられて見向きもされないこと。

道の傍らの苦いすももは誰もとろうとしないよ~ってことか。イメージしやすいね。こういう情景と結びつきやすい四字熟語はありがたい。

四字熟語⑥:あんしゃほりん

「安車蒲輪」

老人をいたわること。

「安車」は老人・女性・子ども用の天井の低い車のこと、「蒲輪」は振動をおさえて乗り心地をよくするために蒲の穂で包んだ車輪のことらしい。安車も蒲輪もあまり馴染みがないからイメージとちょっと結びつきづらいね。

四字熟語⑦:ほうせつちょうもく(△)

「蜂準長目」

人情のない陰険な人相。

蜂のように高く鋭い鼻筋と、細長い目の持ち主。いや蜂のような鼻筋というたとえ斬新だな。あと準の読み方クセつよ。

四字熟語⑧:うんちゅうはっかく

「雲中白鶴」

世俗を脱した高尚な人。雲の上の白い鶴ってなんだか清らかで気高い感じはしますよね。

四字熟語⑨:てきすいてきとう(△)

「滴水嫡凍」

少しも弛まず仏道修行に励むこと。

滴る水がすぐに凍る寒さを厳しい修行にたとえた言葉。イメージしやすくて納得。だがすぐに思い浮かぶかはまた別の話w

対義語・類義語

対義語・類義語を答える問題。

対義語①:解放←→こうけい

「拘繫」

なるほどでしかない。

対義語②:彼岸←→しがん

「此岸」

なんとなく”私岸”って言いたくなるんだけど、”此岸”ね。了解。

類義語①:危篤 ≒ ひんし

「瀕死」

まあそうですよね~~~

類義語②:頑丈 ≒ けんろう(△)

「堅牢」

納得ではある。

故事成語・諺

カタカナ部分を漢字変換する書き取り問題です。

故事成語・諺①:オウムよく言えども飛鳥を離れず

「鸚鵡」

口先ばかり達者で、実際の行動が伴わないことのたとえ。

“鸚鵡”はつくりと部首を逆に書いてしまわないように注意せねばやな。

その他

その他(文章題とか)でわたしが復習が必要だと思ったもののまとめです。

①フクゾウ

「腹蔵」

考えを心の中に包み隠しておくこと。

②ゴチソウ

「御馳走」

「どうやって書くんだっけ?」ってちょくちょく不安になる漢字シリーズのひとつですね。

③サンプク

「三伏」

夏の暑い盛り。初伏、中伏、末伏の総称で、選日の1つ。これは知らないと書けないやつだ。

④傍

「そば」

送り仮名に”ら”が付くときに”かたわら”と読むんだぞわたし~~~そうじゃなければ”そば”だぞ気を付けろ~~~

⑤牽牛花

「あさがお」

昔中国で、農夫の病気がアサガオの種を服用した結果治り、自分の水牛を連れてアサガオが生えている田にお礼を言いに行ったことから牽牛花と呼ばれるようになったみたい。素敵なおはなし。

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